冬休みの宿題がたくさんでているわが子
いつから着手するんだろう
今日はのんびりする日
今日はたくさん歩く日
今日はおたのしみの日
いろいろな「今日」をこども自身が設定するするけれど、一向に「勉強する日」が制定されません。
先日、元日の街並みを見てみたくて出かけた先から、自宅でゴロゴロしているこどもに連絡をしました。
今、スターバックスにいるよ。
周りに勉強してる人たくさんいるよ。
BGMもステキだしここならはかどりそうだねぇ。
30分後、大きなリュックに分厚い問題集二冊をつめて、こどもがお店に入ってきました。
「勉強しなさい!」
世の中のお母さんたちが、一度は必ず口にする言葉じゃないでしょうか。
あるいは、何度も何度も何度も何度も
同じフレーズを繰り返しているかもしれません。
どうして何度も繰り返さなくてはならないか。
それは「勉強しない」からですよね。
子供だって、勉強しなきゃいけないことはわかってるんです。
歩きだすタイミングは人それぞれ。
周りの大人は、そのタイミングを強要するのではなく、歩きだした先の未来を見せてあげるのがお仕事です。
「ここならはかどりそうだねぇ」
この一言が、こどもに「歩きだすタイミング」を決めさせました。
自分で決めたことだから、やらされてる感はゼロです。
おかげで私も、向かいの席で読書に専念できました。